こんにちは、Closer代表の谷口です。
私が本格的に英語学習を始めたのは24歳の時。燻っていた人生を変えたいと海外留学を決意した瞬間でした。
「留学すれば英語なんてすぐに話せるようになるだろう」
「外国に行けば、世界中に友達を作るなんて簡単だろう」
そんな甘い考えを抱いてヨーロッパに旅立った私は、現実の壁に見事に打ちのめされました。
「Where is the library?(図書館はどこ?)」といった簡単なフレーズさえ、発音が悪くて全く伝わらない。相手の質問がそもそも理解できない。たとえ日本や私自身について質問され、それを何とか理解できたとしても、「これってどう言えばいいんだっけ」と考えているうちに相手が待ちきれず、話題が変わってしまう。
英語を話す力や聞く力は、日本の学校教育で学んできたこととは全く異なるスキルだということを痛感しました。そこで私は、専攻していた応用言語学の知識と、自らのトライアンドエラーを活かしながら、効果的な英語学習方法とは何かを研究し始めました。
英語力を伸ばそうと試行錯誤する中で、たどり着いたのが今の3ステッププログラムの原型でした。
まず、英文を読み込んで理解し、語彙や表現の使い方を「学ぶ」こと。
次に、自分で作った英文を教授やネイティブの友達に見てもらい、発音や表現の改善点を知り「修正する」こと。
そして最後に、実際の会話の中でそれらの表現を自分の言葉として「使ってみる」こと。
このサイクルを繰り返す中で、「聞こえる英語」「伝わる英語」が少しずつ増えていきました。
しかし、また新たな壁に直面します。
それは、オランダ人の友人に日本とアメリカの関係について聞かれたときのことです。
「第二次世界大戦以降、日本とアメリカの関係はどう変わったの?」
私は「もちろん戦時中よりは良くなった」と答えたものの、それ以上は何も言えませんでした。
いろいろな知識や伝えたいことは頭の中にありましたが、言葉が合っているかわからない、途中で説明につまずいてしまったらどうしようという不安のせいで言葉に詰まってしまったのです。
この経験から、コミュニケーション力に必要なのは、英語力だけでなく、自信を持って話す「積極性」だと強く実感しました。
英語でのコミュニケーション力 = 話す力 + 聞く力 + 意見を伝える力
この方程式を基に、皆さんが「自分を表現するための英語力」を身につけるお手伝いができればと思っています。